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2018.09.21

『マンガハック』差し入れ機能の今後の方針について

『マンガハック』差し入れ機能の今後の方針について

いつもマンガハックをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

8/9にリリースをした差し入れ機能およびパートナープログラムに関するランクやポイントについて、運営からの説明が不十分であったこと、マンガハックをご利用頂いている皆さまにご迷惑・ご心配をおかけ致しましたことに関してお詫び申し上げます。
また、ユーザーの皆さまからお問い合わせを頂いておりましたが、ご連絡が遅くなりましたことも、重ねてお詫び申し上げます。

今回の経緯と今後の方針について、ご説明させて頂きます。

■クリエイターの皆さまへ
【差し入れの還元ロジックについて】
まず、差し入れの還元ロジックについてご説明させて頂きます。
クリエイターの皆さまが受け取られた差し入れについては、アプリ(iOS・Android)の決済手数料30%が引かれた上で、一定の還元ロジックにより毎月クリエイターの皆さまに還元される仕組みとなっております。
この際、受け取られた差し入れの何割という形で還元ロジックが行われるわけではなく、差し入れ数や、マンガ・イラストの投稿回数など、一定の基準から最終的な還元ロジックを決定しております。

なぜ、差し入れにおける何割という形で還元ロジックを決定せずに、このように複数の基準を設けているのかというと、資金洗浄(マネーロンダリング)といった不正の温床となる恐れがあり、そうした犯罪行為に利用されることがないよう健全性を維持するべくサービス設計を行っているためです。
そのため、不正防止・犯罪防止の観点から、還元ロジックそのものについて詳細を開示しておりません。

詳細な還元ロジックを明示できず大変心苦しいのですが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

【ランク・ポイントの不具合について】
9/10に実施した8月分のクリエイターランクの確定とポイント付与に関して、8月中に作品の更新を実施して頂いた一部のクリエイターの皆さまに、ポイント付与がされないという不具合が発生しておりましたこと、お詫び申し上げます。

こちらの不具合に関しては、本日改修が完了し、該当のクリエイターの皆さまにランク・ポイントを付与し、メールにてお詫びのご連絡をいたしました。

■ユーザーの皆さまへ
【今後の方針について】
現状のマンガハックのサービス上では説明が不十分だと認識をしているため、クリエイターの皆さま、ユーザーの皆さまに正しい情報をご理解いただけるよう、表記・説明方法に関しても改善を継続して行って参ります。

また、現状の還元ロジックに関しても、引き続き見直しを行って参ります。

そして、ユーザーの皆さまより「差し入れが本当にクリエイターの皆さまに届いているのか?」といったご意見を頂いておりますが、こちらに関してはポイント付与状況に関して、別途ブログで開示して参ります。

■マンガハックが目指すビジョンについて
【なぜ差し入れ機能を作ったのか】
最後に、私たちマンガハックが、何を目指しているのか、なぜ差し入れ機能をリリースしたのか、私たちの想いをお伝えさせていただきます。

私たちマンガハックは、マンガを読むだけにとどまらず、マンガを「投稿する」ことから始まる、様々な体験を皆さまにご提供していくことで、「マンガ投稿活動を通じてもっとワクワクする未来を実現する場所」を目指し、挑戦を続けています。
私たちが目指すビジョンの実現に向けて、クリエイターの皆さまを支援するプラットフォームとして、昨年より投稿サイト以外の電子・紙の出版領域にもサービスを広げて参りました。
そして、クリエイター支援サービスを提供していく中で、作品を販売するといった既存の収益支援モデルだけではなく、他にはない新しい収益支援モデルをクリエイターの皆さまにご提供したいと考えるようになりました。
なぜなら、電子コミック市場が伸びているとはいえ、マンガ出版市場全体では年々市場規模が縮小傾向にあるため、このまま従来型の収益支援モデルだけに頼っている状況では、クリエイターの方々が新しい作品の創出に挑戦することや自由に創作活動を続けることがますます難しくなってしまうと感じているからです。
既存の収益支援モデルではない、新しいクリエイターへの収益支援モデルに挑戦すること!
それこそが、私たちマンガハックがやるべき使命なのではないか!?
そう考え、今回の差し入れ機能をリリースさせて頂きました。

そんな想いでリリースをした差し入れ機能ですが、リリース当初からクリエイターの皆さま・ファンの皆さまに期待して頂いた機能だったにも関わらず、不十分な情報や説明でのリリースとなってしまい、皆さまのご期待を裏切る形となってしまったこと、深くお詫び申し上げます。

皆さまから頂いたご意見については真摯に受け止め、私たちの目指すビジョンの実現のためにも、まだまだ、改善すべき点が多くありますが、マンガハックを、これからもマンガ投稿を軸にクリエイターの皆様の創作活動を支援すべく、改善と挑戦を続けて参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

エコーズ株式会社
代表取締役社長 芹田 治

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